大阪市立自然史博物館 長居公園にあるこの博物館は人間をとりまく「自然」について,その成り立ちやしくみ,その変遷や歴史を,展示や普及活動,研究を通して広く知ることのできる施設です。 この日はある昆虫を調べるために無料ゾーンの「花と緑と自然の情報センター」へ行きました。この館内では、大阪の各地の自然を紹介されています。木、昆虫、動物、鳥、植物など標本でいろんな種類がありました。
その調べにきた昆虫ですが、コマユバチとわかりました。 コマユバチは蜂ですが、人を刺すことはなく、5~10mmくらいととても小さく、実は寄生虫なんです。いろいろ調べてみると、有機野菜を作る時にも農薬の代わりにこのコマユバチを使うこともあるのです。アオムシコマユバチといって、れっきとした農薬として生きた昆虫が瓶詰めで販売されています。これは、天敵農法といって、アオムシがいるところにこのコマユバチを放すと、アオムシ目掛けてコマユバチは、針を刺し、卵を産みつけます。それが、大きくなっていき、やがてアオムシは死んでしまいます。ただ、コマユバチもアオムシがいなくなると、いつかは消滅してしまいます。 しかし、日本の農業で、この天敵農法を使っても、無農薬野菜とうたえないという変な法律があります。これは、このアオムシコマユバチも農薬として国が指定しているからなのです。しかし、どう考えてもおかしい。もっと、毒性のある残留農薬を使うところがあるのにもかかわらず、規制せず、こんな害の無いものを規制しているという不甲斐無さ。 |
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