脳をリラックスさせる6大要素
入眠するためには、体温と脳をリラックスモードにする2つのスイッチが必要です。
無添加住宅が影響を与えるのは二つ目の「脳をリラックスさせるスイッチ」の方です。
入眠時に脳をリラックスさせるために必要な6大要素があります。
音・匂い・視覚・温度・湿度・空気質です。
寝室において、この6大要素を整えることが無添加住宅なら可能なのです。
音
超高周波
(20.000Hz以上)
α波が発生し、精神的に安定。リラックス効果。
森林内には自然界が発する超高周波音が豊富に存在しています
匂い
人に不快な印象を与えるトイレやゴミ、人の生活臭、ペットなどの様々な臭い。多孔質であるしっくいや石材には、こうした不快な臭いを吸着浄化する優れた機能があります。さらに天然木材の匂いは脳と自律神経の活動を鎮静化し、リラックスした状態を作ります。
試験委託機関/一般社団法人ボーゲン品質評価機構
■無添加住宅しっくいを5LスマートパックPAにセットし、一定濃度の硫化水素を封入し各時間後の濃度を測定した。
※硫化水素:糞尿・生ごみ・野菜や卵の腐敗臭
試験委託機関/㈱住化分析センター
■コーラルストーンを5Lテドラーバックの内部に入れ、一定濃度のアンモニア含有空気を封入し、各時間後の濃度を測定した。
※アンモニア;汗臭、加齢臭、タバコ臭、排泄臭
視覚
木材は、紫外線をよく吸収するため、木材から反射する光にはほとんど紫外線が含まれていません。そのため目に与える刺激が小さく、ストレスを感じずに済みます。漆喰は反射率が高いため、少しの照明でも十分な明かりを確保でき、目に対する刺激をやわらげます。しっくい表面の凹凸に光があたると、陰影ができリラックス効果をさらに高めます。
温度
炭化コルクや無垢材は熱容量の高い材料です。炭化コルクの熱容量の高さに、漆喰の日射反射率の高さを掛け合わせると、夏場は外気温による室温の温度上昇を防止することができます。冬は、薪ストーブなど輻射熱を利用した暖房で温めると、熱容量が大きいため、熱をたくさん蓄え、暖房を切ったあとも入眠に必要な快適な温度を保ってくれます。
熱容量とは
その物質の温度を1℃上げるのに必要なエネルギーのことを指します。
つまり、熱容量が高いということは、温度が上がりにくいということです。
湿度
無添加住宅の壁は全て透湿性のある材料でできています。実験では、家全体で結露を抑制するということが実証されています。また、漆喰、無垢材、炭化コルク等は、それぞれに優れた吸湿・放湿性があります。湿度を適度に調節することで、結露を抑え梅雨時でもジメジメしない快適な室内空間(良質な睡眠環境)を実現します。
透湿材のみを使用することで
結露を抑制
しっくいが水分を放出します。
空気中の余分な湿度を
吸い込みます。
部屋の湿度が低いとき
湿度を放出し、
まわりの湿度を上げます。
部屋の湿度が高いとき
湿度を吸収し、
まわりの湿度を下げます。
空気
室内の空気質と脳のリラックスの関係については、千葉大学が行った研究があります。空気中の化学物質の濃度が低い部屋ではリラックスが出来て快適と感じ、その数値は濃度の高い部屋の1.2倍。また、α波の増加割合が1.6倍。結果、室内空気中の化学物質の濃度が低い方が、リラックスする人が多かったという結論に至っています。良い空気と良質な睡眠には関係があるのです。
無添加住宅の測定結果と国の基準値の比較表
※調査場所:無添加住宅平沼橋展示場
室内空気環境へのこだわり
愛媛大学との共同研究