■コンセプト
・「衣食住+芸術」が健康で持続可能性のあるオーガニックで楽しい場をつくる
Organic groupe villege(オーガニックグループヴィレッジ) ふくろYA!BASEは、無添加やオーガニック、ロハスなど健康を意識し、手づくり品や地元特産品、文化・芸術的なお店などが集まり、古民家や木造アパートをリノベーションした文化複合施設村です。
■なぜ、この施設はあるの?
この施設村がある場所は、泉州地域といい、関西国際空港があり、南海本線泉佐野駅から徒歩5分くらいの好立地なところに位置する。また江戸時代には商人の町として栄え、「さのまち場」と呼ばれるエリアで、その当時の路地や建物になど風情も残っている。
この敷地は約1540㎡あり、大正15年に泉州タオルの老舗メーカー袋谷タオルの工場として創業した場所で、母屋である住まいがあった。その後昭和40年頃、工場が焼災し、移転した跡地に、昭和47年(築約50年)に2階建て木造アパートや鉄骨造ガレージが建築された。当時は従業員用の社宅兼用でもあったが、子育て世代の家族が入居し、満室でした。
次第に空き室が目立ち始め、家賃も上がらず気がつけば高齢者がほとんどを占めるようになっていた。
2018年9月、台風21号に被災し、屋根と外壁をリノベーションした。
2017年くらいからこの敷地と周辺の特色を利用して、マーケットイベントを企画したところ思わぬ来場者があったため、その後、泉佐野国際音楽祭と共催したところ一昨年は約4000人の来場者となった。
その空き室にできるだけ集客ができる職種に入居していただくことによって、村全体が活気があふれるようになり、しいては町全体に活気を取り戻すため。
■現在ある施設
●泉州特産水なす漬け本舗 マコト商店・・・無添加惣菜店、ぬか漬け店
●民泊「オーガニックL-Stayあかつき」
●むてんかスタイルふくろや・・・工務店ショールーム兼オフィス
●ビワキュー信太指導所・・・ビワの葉温灸
●氷楽茶屋 色の雫(閉店)・・・かき氷店
●キッチンカー・・・定期的にカフェとして利用可
●むてんかこどもハウス
●ピザ窯
●村の木 びわ、オリーブ、梅
■将来的に作り上げていきたい施設
●旧工場・・・ホール、チャレンジキッチン
●ブロック塀にコケアート
●ガレージぷちリノベ
●屋根コケ緑化
●みんなの庭、アースバック
●しっくい子どもハウス